【28】ぼくの舌動け!
言 の 葉
「ぼくの舌 動け」 といったときは
もう動いた 後や
ぼくより先に
ぼくの舌 動かすのは 何や?
これは、ある保育園での男の子(5才)のつぶやきだそうです。
私が眠っている間も、呼吸は続けられ、心臓は「年中無休24時間営業」で、はたらきづくめで私のいのちを支えてくれます。
目も鼻も口も、私の意志とは関係なく はたらいてくれます。
私が忘れっぱなしでも、決して忘れることない はたらきの中に 私の今がありました。
生きているつもり…でしたが、どうやら 「生きている」のではなく、「生きさせてもらっている」という方が本当のようです。
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