JIIN'SつれづれBlog
せめて、オンラインで…
通夜、葬式に県外にいる故人のお孫さんが、島根に帰ってお参りすることができません。(コロナウィルス感染拡大防止のための移動自粛、回避のため)
そこで、LINEのビデオ通話機能を使って「せめてもの」リモート参列。
これぞ「会えない人が、会えるご縁」であるオンライン法要の真骨頂。
元気だったおばあちゃん(急死でした)の葬儀にも参らず、いきなりお墓参りでは、孫たちが現実を受け入れられないので、「せめてリモートでお参りを」というお孫さんのご両親からのお申し出でした。
お手持ちのスマホから家族のLINEグループをご利用され、ご自宅の出棺から通夜、葬儀、初七日法要まで全日程をオンライン共有されました。(お寺からは、スマホを据える三脚をお貸ししただけです)
オンライン法要は、こんなふうに理由あってお参りできない方が、実際にその場に座って参拝されている方から「おすそ分け」をもらって、いっしょにお参りするというカタチがベストではないでしょうか。
ですから、誰もお参りされずに、住職だけが本堂でお勤めするオンライン法要ならば、録画ではなくライブで(同時に)、異なる場所から同じ向きでいっしょにお参りすることが大切だと考えます。
オンライン法要は、「会わずに済ませる」ためでなく、「会えない人が会えるようになる」法要です。
今回、LINEでのリモート会葬をされているお孫さんのため、葬儀社さんは、「エア焼香」できるよう、焼香盆をスマホの前に運んでくださる心配りもありました。(ファインプレー!)
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