JIIN'SつれづれBlog
裏を見せ 表を見せて 散る紅葉
若い頃は、ただ綺麗だなぁと眺めていた紅葉が、この年齢になると何ともいえず切なく、しみじみと目に映ります。
若葉から青葉へと生い茂り、夏空の光に照り映えて、台風の嵐にも枝から離れ落ちることなく、今こうして色づき、やがて静かに舞い散るもみじ葉。
あたかも自分の人生を重ねてしまうのでしょうか、散りゆく哀愁でセンチメンタルになりますが、それと共に大いなる大地(浄土)へ帰る安らぎを覚えます。
◆裏を見せ 表を見せて 散る紅葉(良寛)
格好良かったときも、惨めだったときも、みんな自分の人生の彩りでした。
◆受けとめる 大地のありて 椿落つ ()