JIIN'SつれづれBlog
オンライン法要 のカタチ(4パターン)
この5月から始まった 西楽寺でのオンライン法要、リモート参拝ですが、そのカタチは、ほぼ次の4パターンになります。
① お寺の本堂には僧侶のみがお参りして、ご門徒(その親戚)はリモート参詣
② お寺の本堂に 僧侶とご門徒がお参りして、その場に親戚がリモート参詣
③ ご門徒宅の仏間に僧侶とご門徒がお参りして、その場に座れない親戚がリモート参詣
④ 葬儀会館で営まれる通夜・葬儀にお参りできない親戚がリモート参詣
当初、オンライン仏事といえば、①のようにリアルな参詣者なしで僧侶一人がお参りする様子を届けるというイメージしていました。
ところが、実際のところは、①が3割弱で、7割以上は②〜④のように ご門徒と共にお参りする様子をオンラインで発信し、その場に座れない親戚がリモート参詣というパターンです。
「画面(オンライン)でお参りするなんて、有難くもない。」と一刀両断される方もあるようですが、「お参りできなかったはずの方が、お参りできるご縁」が、手を合わせる方をひろげてゆきます。
そして、そこには「オンラインで 済ます」のではなく、「せめて、オンラインででも、お参りしたい」という思いを感じます。
また、不思議なことに画面越しの方が 実際に対面しているときよりも、会話が多く、ご法話も座談的にできたりして、これはこれでまた、別の効果があると思いました。
オンラインに利用するアプリは ZOOM と LINEですが、これまた ケースによって使い分けていますが、この考察はまた改めてしてみたいと思います。
いずれにしても、各パターンごとにバージョンアップしていきます。(下の画像は パターン②)