放言御免hougen-gomen
17回喜
もうすぐ 私たち夫婦は 17回喜を迎える。
いつの頃からか、結婚記念日を「祥月命日」(しょうつきめいにち)と呼んでいる。命日とは、今生のいのちの終わった日であると同時に、浄土で限りなきいのちを恵まれる日でもある。
ということで、独身が終わった日であり、夫婦として誕生した日は「命日」である。
そして、今年は結婚17年目だから 17回喜 である。年回の当たった年であるから、大切にしたい。しかし、今年の祥月命日(いつかはナイショ)は残念ながら(?)お寺の行事と重なってしまった。で、しばし延期。
私たち夫婦は、「何も言わなくても分かる」ような日本的な夫婦ではない。「言わなきゃ何も分からない」と思って、とことん話をする。話をしているから「言わなくても分かる」ことができてくる…と思う。
しかし、遥か300kmも離れた実家から島根に嫁いできてくれて、はや17年。カルチャーショック的な戸惑いもあったろうに、今では私以上に温泉津に詳しいことさえあるから、頭が下がる。
坊守日記も1周年を過ぎた。身内ながらよくやっていると思う。ヤフー掲載と坊守日記がこの「日日あらたに」アクセスアップの最大の功労者である。
今月は、母の日もある。母親として、妻として、そして坊守としての苦労に対し、心より感謝の念を捧げたい。
25回喜(銀婚式の一年前)、50回喜(金婚一年前)まで、いっしょに出来るかどうかはわからないが、せめて「喜」の字が「危」の字にならないようにしたい。どうぞ、これからもよろしく。という訳で今回は恥ずかしながら、オノロケ御免。